驚愕の進歩(残り322日)
午前中はいつも通りのんびりとし、午後からの決戦に備えます。
…というのも、ずっとお互いの予定が合わずでできなかった院長とのミーティングが、本日JICAスタッフ同席のもと、決行されることになっていたからです。
内容はもちろん「ホスピタリティ」。
赴任してすぐのミーティングの際に「ホスピタリティ」の指導をしてほしいと依頼されていたのですが、
この一年間、院長とのミーティングができず(私がやる気なかっただけという問題もある笑)、ぶっちゃけ何をどうしたらいいのかもわからず、完全にストップしておりました。
この一年間の功績と言えば、JICAスタッフさんに「院長が”ホスピタリティ”の指導をしてほしいって言ってました~」と伝書バトの役割をしただけ笑。
ただ、その伝書バトの役割を果たしたことが功を奏したのか、JICAスタッフさんのお力添えのもと、いよいよホスピタリティ研修に本腰を入れることになりました。
そんなわけで、今日のミーティングの内容は「ホスピタリティ研修の内容」についてというお題。
先日副院長と一般スタッフと後任の件でミーティングをした際、正直失礼ながら「…あー、あんまりこの人たちホスピタリティ研修を必要としていないな…」という所感でした。
「もしボランティアがこの病院に必要だと思うなら、ホスピタリティの活動をすればいいじゃないか」とあまりにも丸投げ感を感じたからです。
(それに関しては、日本語で「それはちゃうやん。あなた方の要請があるからボランティアが来るわけであって、ボランティアがやりたいことをしに来たわけちゃう!」と思わず反論してしましたが…💦)
そんな副院長でさえそんな感じなのに、どうして院長は「ホスピタリティ」に目を付けたのか。
院長「良いスタッフがいるところは、自然と病院への信頼があがる。だからまた来てくれる。信頼を得ることこそが、僕は一番のサービスクオリティーだと思う。」「あまり公には言えないけれど、ベストホスピタル賞(カンボジア国内の公立病院のランク付けイベント:2019年度は見事優勝)を3年連続でとることを僕は企んでいる。公立病院の中で一番の医療を提供していると胸を張って言えるようにしたい」
といい感じのことを言ってくれました。
「患者さんへの対応」であったり、「スタッフ間での勤務態度」などなどをよくすることで、もっといい病院にしていきたいということを語ってくれました。
なるほど。
そんなちゃんとした考えがあるなら、私も本腰入れてやりましょう。
様々な話をし、かなり有意義なミーティングをすることができました。
そして、もう一つ。
病院に着任してからずっと、「患者アンケート」がうまく機能していないことが気になっていました。
というのも、医療サービスの良し悪しを決めるのはあくまで患者さんだからです。
患者さんの声なくして、いい病院作りはあり得ない。
ということで、院長に日本には「CS(Customer Service)」をマネージメントする部署があるという話をさせて頂きました。
例えば、患者アンケートがうまく運営できるようにしたり、その患者アンケートの結果を病院経営に反映したり。。
そんな話をすると、院長「じゃあホスピタリティ委員会を作ろう」と一言。
…ポカーン( ゚д゚)…。。
え、そんな簡単に決めちゃっていいの笑??
院長の鶴の一声で12月までにホスピタリティ委員会メンバーが招集されることになりました。
今までグダグダ悩んでいたことが一瞬で解決したようなそんな感覚です笑。
現地のスタッフに自分の考えを伝えるって大事なことなんだな…と改めて実感。
あっという間に12月中にファーストミーティングにて「ホスピタリティ活動」キックオフ宣言をすることになりました。
私自身ホスピタリティ指導について、しっかりとした経験があるわけではなく、
今後自分自身がどうやって病院全体の指揮をとっていくのか、
全然イメージはわきませんが、JICAスタッフさんからの強いサポートもあるのできっとなんとかなるでしょう…たぶん笑。。
なんだか想像していた以上に充実したミーティングができた一日でした。
まったりタイム(残り323日)
なんとか午前中出勤連続3日を達成中。
当たり前と言えば当たり前…なのですが、中々頑張ってます。
来週目標は「朝のミーティングに週に二回は出る」にしましょうかね笑。
というわけで、普段お昼は「雑炊」とか「雑炊」とか「雑炊」とかたまにパスタとか自炊をすることが多いのですが(←レパートリーの少なさw)、
せっかく久しぶりに優雅に通勤したので、銀行寄るついでにリバーサイドのレストランへ。
候補であったレストランに団体客様がたくさんいらっしゃっていたので、
残念ながらそこは諦め、もう一つ少し遠い位置にあるピザがおいしい「Lazy Mekong Daze」に3か月以上ぶりにランチをしにお邪魔。
スパゲッティボロネーゼは数あるコンポンチャムのレストランの中でも一番肉々しさが際立ちます。
なので、ガッツリ食べたいときはここのボロネーゼがオススメ💖
料理を待っていると
にゃんこがすごい体勢でお昼寝中…💤笑。
ちょうど同じタイミングでやってきた外国人💑も思わず微笑む。
店長さん曰く「いつもこの寝方をしてるの。足がしんどくないのか本当に謎だわ」
癒しをありがとう😊
午後は水泳隊員がオフィスに遊びに来てくれました。
が、wifi不調…。悲しい。
午後は、明日のミーティングに備え準備✨
明日はJICAの専門家さんが来てくれ、一緒に院長とホスピタリティ研修について話し合う予定なので、ここぞとばかりに聞きたいことを全部聞いてやる!!
…とはいえ、ここ数日の連続ドタキャン。。
果たして無事にミーティングは行われるのかは不明です(^-^;。。
wifiも不調で、オフィスにいてもやることがなかったので、いつもより早めに帰宅。
今日こそは「ちょっと美味しい物を食べるぞ!!」と気合を入れ、
…といっても、そんなに手の込んだ料理を作るスキルはないので笑、
あまり見た目は美味しそうではありませんが、人生初一人で「ぷりん」作れるもん♬
(あ、茶色く映ってるところは、バニラエッセンスの入れ忘れに途中で気づき、慌てて入れた結果ドバっと入るというハプニングのあとです。←結構固まってきてたタイミングで入れたので混ざりませんでした笑)
にしても、プリンってこんなに簡単に作れるとは知らなんだ😲!!
これならいつでも作れるなぁ!!とレパートリーが一つ増えました笑✨
そして、さらに調子に乗り、
昨日頂いたアロエベラの下処理(今回はシロップ煮)。
レシピ通り作ってみると、シロップ煮は”シロップ”と書いてあるだけあって、砂糖めっちゃ入れる…(砂糖100g=大さじ約11杯)💦
とはいえ、初心者なもんで、とりあえず一回目はレシピ通りに作らな悲惨なことになりそうなので、大人しくレシピ通りにしましたが、今度作るときは砂糖の量絶対減らす。
粗熱を取るために鍋の上で放置させてから、冷蔵庫へ。
まだ食べていませんが、相当甘いことが想像にたやすい。。
プノンペンで手に入れてきた美味しいヨーグルトに入れて明日食べたいと思います♬
どうやって食べようか(残り324日)
今日の目標は「色んな病棟に一瞬顔を出しに行く」。
久々に病棟ラウンドしてみました。
…どうせまたロニャイロニャイ(クメール語でぐちゃぐちゃ)になってんだろうなぁ…。。
と思いながら、とりあえず一番よくラウンドに行っているICUへ。
久しぶりのラウンドとあって「おう!よく来たな」と熱烈な歓迎を受ける。
一番かわいげのあるスタッフから「នឹកអ្នក!!(さみしかったよ!)」と言ってもらったので、大満足笑。
やっぱり通えば通うだけ、ボランティアの存在を受け入れてもらってるんだよなぁ…。
やる気なくてごめんなさい。。追々やる気出します。
約2週間もラウンドをサボっていたのですが、
スタッフ自ら「どうだ!」と机の引き出しを開けて見せてくれると
…あれ?そんなに汚くない…。
スタッフ「お前が来なくてもちゃんと5Sやってるんだゼ✨(。-`ω-)」
と張り切って言ってくれました。
全然成果が見えないなりに、少しずつ5Sが根付いてくれてるんだなぁ…と思うとかなり嬉しくなりました。
なので、とにかくスタッフを褒めて褒めて褒めまくる作戦。
そして、調子に乗った私は頑張って別の病棟にもお邪魔。
救急内科病棟にお邪魔したのですが、スタッフは不在でしたが、
なんとういうことでしょう。
一緒に整理整頓した処置物品の棚が綺麗な状態を保てている…!!
この調子で、自主的に他の場所も5Sやってくれないかなぁ…。。
とまぁ病院をラウンドしていると、野菜やお菓子などなど様々な物をスタッフを始め患者さんがくれることがあります。
そして、本日頂いたものは
ご立派な「アロエベラ(しかも多量)」✨
アロエヨーグルトとかアロエジュースとかは結構好きで飲むんですが、
本物の、しかもこんなにでかいアロエベラをもらうのは初めて。。
一人暮らしの私は一体このアロエベラを一体何日間かけて消費しなきゃならないのでしょう…笑。。
美容にもいいはずのこのアロエベラさまをありがたく調理させて頂こうと思います😊
初めてお目にかかります。(残り325日)
赴任して約1年経ちますが、本日カンボジアに来て初めてお目にかかるもの二つに出会うことができました。
まず一つ目は
ちょっと影が入ってしまいましたが、50000リエル札!
以前20000リエル札が最大の通貨だと思っていたときに、同僚が100000リエル札を持っていたことに衝撃を受けましたが、
20000リエルと100000リエルの間の50000リエルがあったとは!!!!
とはいえ、物価が安いコンポンチャムにおいて、20000リエル札(約5ドル)で支払いするのも少し気が引けるのに、50000リエルはどのタイミングで支払いに使いましょうかね。。
そして二つ目は衝撃の果物。
その名も「ខ្វត(クヴァット)」。日本語・英語で調べてみると「ウッドアップル」という果物だそうです。
今週から同室している同僚が「今が旬なのよ!」と言って渡してくれました。
「さぁ、一緒に食べましょう!!」ということで、同僚その果物を持って部屋の外に出る。
どうしたの…(´ω`*)??
と、同僚を見ていると、同僚その果物を床に向かって思いっきり投げつける。
えええええええええええええええええええ( ゚Д゚)!!!!
同僚「割れたから食べましょうか。」
いやいやいや、ツッコミどころ満載ですやん!!
思わずびっくり😲笑。とまず一回目の衝撃を受ける。
ネットで調べてみると、
「インド・スリランカ・パキスタンなどの国が産地。きれいな球体の果実で15cmほどの大きさ。頑丈な果皮は木でできているような固さをもち、包丁の背や金槌で割って食べる」
「ドロッとした茶色い果肉が入っており、やや酸味を感じる発酵臭がする。果肉には甘みが少ないため加工して食べるのが一般的。熟していないものは白っぽく酸味が強く、熟してくると黒ずみ甘みが増す」
「ビタミンCやたんぱく質、ポリフェノールの含有量が非常に多く、健康への効果が期待できるスーパーフード」
固い殻に包まれた不思議なフルーツ、ウッドアップル | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし より抜粋。
どうやら日本では輸入量が多くないため、日本では手に入り肉希少なフルーツらしいです。
通りで見たことがないと思った!!
とまぁ、割り方も衝撃的でしたが、果肉もこれまた衝撃。
上の写真を見る限り、見た目の何が衝撃なの…?という感じですよね。
果肉がちょっと閲覧注意(特に食事中の人は見ちゃダメ!)のため、今回は一番下に写真を載せておきます。
とてもスーパーフードとして優秀な食材だということはわかりましたが、私は見た目に衝撃を受けすぎて、食欲減退。
おそらく同僚は結構熟したものを選んできてくれたようで、酸っぱさはそこまでありませんでしたが、甘くもない。
おいしくもなければ、まずくもない。可もなく不可もなしという感じ。
見た目がもう少しよければ、「スーパーフードを摂取して健康生活!」と思いましたが、おそらく自分で買うことはもうないでしょう笑。
では、衝撃の果肉写真をどうぞ。。
ごめんなさい。
下品な話ですが、看護師という職業柄か「不消化便💩」にしか見えませんでした笑。
唐揚げパラダイス(残り326日)
今日は唐揚げづくりに同任地隊員よりご招待いただき、炊飯器を持ってお出かけです笑。
炊飯器が入るカバンってすごくないですか笑?
ちなみに私の大好きなディズニーのスポーツバッグです💖たくさん入るし優秀✨
8月に来た新しい水泳隊員はなんでも果敢に挑戦することができる頼もしい隊員です。
本日も中々の行動力で、大家さんと一緒に鶏を一羽(ただし、羽などはすでにもいでくれているやつ)丸ごと買ってきてくれました。
「鶏は自分でさばく」というのが青年海外協力隊として一人前であるという話を聞いたことがあるのですが、
アジア国に派遣された隊員は鶏を自分でしめて食べる…いわゆる「お命頂きます体験」とは残念なことに(?)無縁です。
派遣されてすぐドミトリーで先輩隊員さんが私たちの歓迎パーティー(BBQ)をしてくださったときに、生きていた鶏をさばくという体験をさせてくれたらしいのですが、
私そのBBQ準備の時、どうやらお昼寝をしていたようで、実は今回初めて鶏解体現場に立ち会いました。
羽などは抜かれた状態だったので、まだ受け入れやすい状態でしたが、それでも衝撃のシルエット(念のため写真の掲載は控えておきます)。
ユーチューブでとてもスムーズな鶏さばきの方法を勉強してくれ、水泳隊員がさばく。
動画のように上手くさばくのは難しそうでした。
でも、解体していく作業を横で見学させてもらいながら、「あ、ささみってここにあるんだ」「へぇ~、手羽先ってまんま手羽先の形してるんや」などなどたくさんのお勉強をさせてもらいました。
そして、水泳隊員の頑張りにより、無事に鶏肉が部位ごとに分けられる。
新鮮でプリップリな鶏肉を頂くことができそうです。
そしてそして、いよいよ今日の本題「唐揚げ」づくり!!
イオンさまで購入した唐揚げの粉を使用し、いざ油へ投入!!
かなり油が飛び散ったので、やけどをしたり、させてしまったりとハプニングはありましたが、とってもおいしそうな唐揚げが揚がりました💖
やっぱり唐揚げは正義よね~☆
モモとムネの違いを味わいながら、出来立てホヤホヤを食す。
そして、ここぞとばかりに日本からやってきた海苔や明太マヨネーズも食す。
おいしい😋に決まってます。
さばかれる前の鶏肉を見ているので、自然と「いただきます」と意味を考えることができました。
ただ、一からさばいて作るのはやっぱり大変。。
どんなに新鮮な鶏肉が食べられるとしても、自分ではさばかれた鶏肉を買いに行くな…と思ってしまいました笑。
鶏さばきの様子を見学させてくれ、唐揚げづくりに誘ってくれてありがとうね~!
充実した休日になりました😊
久々のクメール語レッスン(残り327日)
2月くらいからボチボチ始めたプライベートクメール語レッスン。
前回のレッスンから一時帰国や旅行やらで気づいたら2か月弱経ってました笑。
(↑もはや習っているとは言えないレベル)
最近の課題はレッスンで出てきた新しい単語を使って文章をつくり、
それを次のレッスンで音読し、さらに知識を広げるというスタイルなのですが、
かれこれ二か月も経つと自分で書いたのに、何を書いたか記憶がない始末。
(3日前に書いた課題でさえ、記憶がなくて音読につまるのに…)
自分の知っている単語をメインで文章を作っているので、読めない単語はないはずなんですが、全然読めない☆
そして、とりあえず音読ができたところで「どういう意味?」と先生に聞く始末。
(↑何度も言いますが、自分で文章作ってます。)
もうダメダメ語学習得者の典型です笑。
でも謎に「សង្សាល្អអាខ្ចោះ(ソンサールォーアークチョッ)意味:完璧な恋人」という音だけは耳が覚えてました(←恋人おらんのにw)。
というわけで、久々に過ごす任地での休日。
久しぶりに食糧の調達にプサー(市場)で買い出しを済ませ、ランチで同任地隊員と合流。
まずまず行くカフェリストに入っていたお店がしばらく休業し、別の場所で開店することになるです。
そのため、いつもあるメニューの材料がなかったり、いつものメニューより少なかったりと少し悲しみに…。
一旦閉店するならしょうがないよね~とか思ったのですが、閉店するの12月の下旬。
…いや、店閉める準備早すぎ!!
午後からはいきつけのカフェでぐーたらタイム。
任地で久々に何もしない休日を過ごすことができました😊