Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活4日目~活動初日後編~(派遣34日目)

 

お昼休憩は11時15分(ホントは11時30分らしい?)~14時。
今日は昼休みにやらなければならないことが二つ。

①郵便局の私書箱の支払い
②JICA事務所宛てに手紙を送る

 

①郵便局の私書箱の支払い

カンボジアでは日本のようにまともな(?)住所なるものは存在していないそうです。

なので、日本からの郵便物や手紙などを送ってもらおうとすると、まともに届かない。

というわけで、郵便局に私書箱というものを作り、そこに届けてもらうのが確実だそうです。

コンポンチャムの看護師隊員は歴代私書箱を引き継いでいるそう。

10月更新の一年契約なので、早めに行かねば!

 

といざ郵便局へ。

 

郵便局の休憩時間は12時~のはず。(←チェック済み)

 

だがしかぁーし!うん。職員誰もいないよね。

ちょうどごはんに向かおうとしていたおばちゃんと目が合う。

 

おばちゃん「あなた何番のBOXのカギ持ってるの?」

的な感じのことを聞いてきたので、BOX番号を伝えるとなにやらごそごそとBOX番号登録リストのようなものを持ってきて、

おばちゃん「これ書いて明日持ってきて」

 

…え、今やってくれないの??とは言えず、書類だけゲット。

おばちゃんはバイクに乗り、颯爽と去っていきました。

 

 

②JICA事務所宛てに書類を送る

先述のようにカンボジアにはまともな住所もなければ、国内郵便の体制は整っていません。

 

では、どうするか。

 

長距離バスなどを使うそうです。名付けて「バス便」と呼ばれているもの。

 

「宛先 (今回で言えばJICA オフィス プノンペン) 宛名 電話番号」

「送り主の名前、電話番号」

 

を記載していれば、バスの運転手さんが近くまで運んでくれるサービス。

 

初めてのお遣い ならぬ 初めてのバス便。。

 

本当に届くものなのかね…と半信半疑。

でも、急ぎの書類を送るにはバス便を使いましょうとJICAが言うんだから、なんとかなるのだろう。。

とおばちゃんに回収されていく封筒を見守りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さーてさて。昼休み2時間以上ってやっぱり長い。

でも、今日は用事を二つ済ませたので家でだらけるにはちょっと時間が微妙。

なので、早めに職場に戻り、クーラーをつけ、お昼寝タイム。

 

ちょっと奥まった棟の2階に私のオフィスはあるので、基本的にだーれものぞきに来ない(笑)。

というのも、本来トレーニングユニットは全部で4人くらいメンバーがいるらしい。

でも、優しいおばちゃんによると

「みんな別の仕事で忙しいから、今は私一人しかいないの」

 

…どゆこと??

 

まぁ、おかげでオフィス一人で使えるし、快適に睡眠できるからいっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

14時。

そろそろなんかしようかなー…と思い、とりあえず院内散策へ出発。

でも、結局スタッフに話しかける勇気がなく、病院の建物の外周をぐるぐる。

↑ただの不審者…w

 

…というわけで、再度オフィスに戻る。

 

そうだ!

前任さんからもらっていたキーパーソンリストに載っている人に会いに行こう!

 

…はて、でもそのキーパーソンはいずこに…

 

とりあえず、下の階にいる優しいおばちゃんに相談してみよう!

今日はまずIPC(感染予防委員会)の方から攻めてみよう。

 

というわけで、おばちゃんに相談すると、キーパーソンの電話番号を教えてくれました。

 

おばちゃん「みんながみんな病院にいるとは限らないから、会いに行く前に電話してみなさい」

 

というわけで、ある医師(男性)の携帯にプルルルルル。

↑朝の成功体験を生かし、あえておばちゃんの前で電話。。

 

携帯「あろー?(女性の声)」

私「あろー?クニョム ネアスマッチェ トゥマイ!(私は新しいボランティアです)」

携帯「あろー???(女性の声)」

私「くにょむ ネアスマッチェ トゥマイ!」

携帯「…あろー?(女性の声)」

 

…やばい、全然通じてない。。

 

おばちゃん!出番だ!

 

というわけで、携帯を預けようとおばちゃんに目で合図、

 

私「くにょむ ネアスマッチェ トゥマイ!そーむちゃーむぼ…(ちょっと待ってくだ…)」

 

 

 

 

☎がちゃッ☎

 

 

 

 

 

 

 

 

(゚д゚)!切られた???????!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

再度コールを鳴らすも…出ることすらしてくれない…

 

 

 

 

 

 

 

おばちゃん「電話に出てくれないのは、きっと彼忙しいのね~」

 

 

 

 

 

 

 

日本でも手術中や処置中に医師にかかってきた電話を看護師が代理ででることは普通であり、

彼の携帯に女性が出たということは、

彼はきっと忙しいという事実は間違っていないかもしれない。。

 

 

 

 

 

 

 

でもねでもね、代理で出た電話をぶちって…

 

ぶちって…ぶちって…

 

ぶちって…

 

ぶちっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

心が折れるよね~笑

元々電話嫌いなのに、電話トラウマになりそう。。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、電話でアポイント作戦失敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次はどうしようか。

お昼ならちょっと外来も暇になってるはず!CPに連絡だ!

 

というわけで、CPにメッセージを送る。

「ドクター〇〇に会いたいんだけど、彼にはどうやって会えるかな?」

 

…数秒以内に既読がつく。

 

カンボジア人は噂に聞いていた通り、とにかくフェイスブックがお好き。

仕事中であろうとなんだろうと携帯いじいじ。

 

 

 

 

 

CP「君はそのドクターもだけど、他のスタッフにも会うべきだよ。是非アポイントをとって!」

 

(心の声:いや、だからアポイントのとり方を教えて欲しいんですよね~。)

 

CP「病院長に話せばきっと会わせてくれるよ」

 

(心の声:…うん、じゃあ病院長にはどうやって会えばいいのかな?)

 

CP「朝のミーティングに行けば会えるよ」

 

(心の声:私が今日遅刻して行けなかった例のミーティングね。)

 

CP「スタッフに自己紹介もしたほうがいいんじゃないかな?」

 

(心の声:うん。ごめん。私が頼まなかったのが悪いね。

…もっとそれ早く提案してほしかったなぁ…(笑))

 

というわけで、明日の朝突撃隣の夜ごはんならぬ、

突撃!朝のミーティング!を決行いたします。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、今日のキーパーソンに会おう旅は明日に延期します。

 

 

 

 

 

 

 

 

再び暇になった私。

クメール語の勉強でもするか…というわけで、病院内の目立つ部屋の名前をひたすら写真に収めながら、再度散歩。

 

その写真をもって、優しいおばちゃんのところを再訪問。

読み方をかたっぱしから教えてもらう。

 


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そして終業時刻まで残った1時間。

優しいおばちゃんの家族の話や、先週行っていたインドがひたすら汚かったという話を聞く。

 

初日の過ごし方…これでいいのかな…。