コンポンチャム生活18日目~活動8日目後編~(派遣48日目)
注射処置が終わると、あとは記録。
手書きカルテって本当に大変ですよね。。
日本で電子カルテを導入した病院の環境で働くことができていたことを感謝します。
…にしても、スタッフルームに戻ると看護師8人くらいおる。。
…注射処置作業みんなで分担すれば早いのに…と心の奥で思いました。。
その後昼休みまでの間、一生懸命記録をするスタッフもいれば、スマホをいじっているスタッフもいたり。。
午前中の定時は11時30分と聞いていたのに、11時にはスタッフの数はまばらに。
THE カンボジアンターイム!!
というわけで、昼休憩にそれぞれが散っていったのでした。
お昼休みにおうちに帰ると、
大家さんが「そーむ にゃむ にっ!(これ食べなよ!)」とよくわからない果物をくださりました。
お味はグレープフルーツとオレンジの間くらい。
どうやら柑橘類の仲間みたいでした。
うちの大家さん。
簡単な単語を使い、短い文章で話してくれるので、本当にありがたい。
また、程よい距離感で私に接してくれるので、いつも感謝してます♡
14:00。
スタッフルームにいくと、もぬけの殻。
患児の家族がスタッフルームに用事があるのか覗きに来て、私に色々聞いてくるけど、
うん。ごめん。わかりましぇん!
私「ソムトッ!スオー ボックル クマエ!(ごめん!カンボジアのスタッフに聞いて!)」
家族「ボックル アエナー?(スタッフどこ?)」
私「クニョム チョン スコアル ダエ!(私も知りたい!)」
…お互いに失笑。
14時30分すぎくらいからスタッフが2~3人帰ってきました。
お昼からは2~3人で(続)カルテ記載。
小児科なので、体重などをグラフに記載する作業が山積み。
…午前中いたほかのスタッフどこ行った…(笑)??
本来であれば今日カウンターパートと今後の予定について話す予定でしたが、外来が忙しく、今日は延期に。
14時~15時30分 暇。
15時30分から再度注射のお時間。
カンボジアのお子ちゃまは注射をされることをわかっているのか、
一人が泣き始めるとみんなで泣き始めます(笑)。
パパ・ママ大変。。
NICUには本当にちっちゃい赤ちゃんたちがずらりと勢ぞろい。
見ているだけで癒しタイムを頂くことができました。
そして16時。再び暇。
暇を持て余していたら、スタッフルームの前に見慣れた親子が。
掃除のおばちゃん親子がいらしてました。
おばちゃん「コアッちゅーぷっ!(この子お腹が痛いの)」
どうやら熱があり、ご飯も食べれていないよう。。
早速点滴をすることになったみたいです。
点滴の針を挿入し、そのまま採血。
日本ではお馴染みの駆血帯。
小児病棟では、駆血帯の代わりにゴム手袋を使用していました。。
THE 斬新!!
その後点滴開始。
点滴の針を挿入したスタッフに「この点滴どのくらいかかるの?」と聞くと、
スタッフ「医師が指示してくれるよ。まだ指示もらってないけど。」
…( ゚Д゚)
スタッフ「私ちなみに学生ね!」
…なんか色々と衝撃を受けた一日でした。
クメール語は全くもって理解できず、暇を持て余す時間の方が長かったけれど、
色々と勉強になった一日でした。