コンポンチャム生活20日目~活動10日目~(派遣50日目)
本日は私反省しております。
昨日疲れて20時前には寝落ちしてしまい、髪の毛も乾かさず、布団もかぶらず寝た結果、やや風邪気味。
ということを言い訳にしているのもダメだなぁ…とは思うんですが、
今日の病棟見学はややお疲れモード。
朝のミーティングまでは、スムーズにスタッフと会話もでき、出だし順調でした。
頼んでいなかったけれど、
院長先生に私の今月のスケジュールを渡した結果、
毎朝のミーティングで院長先生が「今日は〇〇病棟にボランティアはいるよ」とアナウンスしてくれていたらしいです(←今日初めてスタッフに教えてもらって知った笑)
「私の病棟にはいつ来るの?」と声をかけてくれるスタッフが増えた気がしたのは、そういうわけだったみたいです。院長先生ありがとー!!
がしかし、そこからが問題でした。
本日の病棟見学は「産婦人科」です。
産婦人科の師長さんは大阪にいそうな、ヒョウ柄が似合いそうなTHEおばちゃんです。
産婦人科の病棟見学のアポイントを取るときも、快く了承してくれました。
病棟見学するときは、必ず病棟長や師長さんに挨拶をしてから始めるのですが、
「ニッサーアエナー?(師長さんどこ?)」と聞くと、
まず、話しかけたスタッフがクメール語が通じないと思ったのか、
「くにょむ おっちぇ おんぐれー。ちゃーむぼんてっ!(私英語できない。ちょっと待ってて)」
と英語を話せるスタッフを探しに行ったっきり、帰ってこず。
自分でスタッフ休憩室を見に行くと、そのスタッフ目的を忘れて(?)普通に朝ごはんタイム(笑)。
どうやら一緒にご飯を食べていたスタッフが英語を話せるスタッフだったらしいです(←ごめん、疑っちゃったよ)。←いや、でも、朝ごはん食べる前に目的果たして(笑)!!
英語を話せるスタッフ「彼女、今日はユニバーシティに行ってるよ」
…(゚д゚)!なんということでしょう!
ま、いっか。
私「くにょむ ちょん むる ぼっくる くまえ とぅぶかー やーんまい(私はカンボジア人がどんな仕事をしているかみたい)」
と伝え、たまたま居合わせた今日一番偉いスタッフに許可をもらい、
適当にスタッフのあとをつけてどんなことをしてるかみようと心に決めました。
けれど、適当にあとをつけたスタッフがほぼほぼみんな休憩室に戻っていく(笑)。
一緒にみてもいい?と聞くと「とぅがいにっ ろぼる(今日は忙しい)」と言われたり。。
詰め所前に赤ちゃんと付き添いの家族が集まっているスペースがあり、そこを覗くとどうやらBCGの予防接種をしていたらしい。
何気なく、何をしているのか聞いたつもりでしたが、受付していたスタッフが思いのほか優しいスタッフで、受付の作業をストップしてまで色々教えてくれようと…
次々とできる行列…
焦る私…
気づかない受付スタッフ…
その状況を伝えられない私…
わかっていないけど、「ヨルハウイ、オークン(わかった!ありがとう!)」と伝え、行列のご家族に「オークン!」と笑顔で一言。
意外とご家族待つことには慣れているのか、温かく「おっあいてー(大丈夫)」
カンボジアの文化なのかどうかはよくわかりませんが、
日本では「患者ファースト」
どんなに忙しくても、患者さんを優先で考えます。
どんなに作業中であっても、よっぽどのことではない限り患者さんの話を聞くようにするし、患者さんと話しているスタッフに話しかけたいときはその話が終わるまで待ちます。
カンボジアでは「スタッフファースト(?)」
赴任前訪問の時に挨拶周りをさせていただいたときもそうでしたが、
診察中のスタッフの部屋にナチュラルに入っていき、
患者さんを放置した状態で私への対応をしてくれます。
また、患者さんの目の前で普通に電話をします。
それがカンボジア人にとっては普通なのかもしれないけれど、なんだか落ち着かない。
とりあえず一旦詰め所に戻ってみると、詰め所にいるスタッフほぼほぼカルテ記載中。。
病棟内ラウンドするものの、スタッフ誰一人見当たらず。
分娩室を覗いてみると、お産真っただ中の妊婦さんが3名。
さすがにお産の介助を見学する勇気はなく…
再度詰め所に戻ると10時前、ほぼほぼスタッフ見当たらず。
病棟を徘徊する許可は頂いているので、何枚か写真を撮り、早めに研修棟に切り上げました。
なんだか気疲れしてしまったので、今日のお昼ご飯は外食にしました。
昼寝を挟み、再度午後産婦人科病棟へトライ。
14:00 誰も来ず。
14:30 誰も来ず。
15:00 誰も来ず。
…どゆこと?
休憩室を覗くと、スタッフ8人くらいベッドの上で雑談タイム。
本来であれば、そこに入ってスタッフと会話をする練習をしたほうがいいのはわかっているんですが…。
暇すぎて、写真をとっていると、、
消毒液の期限が切れているのはもうザラ(消毒液交換日が全部バラバラだから交換日を忘れちゃうんだよ~><と思ったり)。
空っぽの薬や使い終わったグッズがそのまま。
なんだか見てはいけない棚が複数ヶ所存在…。
(流し台の下からGさんが姿をお表しになったり、棚を開けた瞬間、帽子が落っこちてきたり、、)
…もういい。今日は帰る!
…というわけで、現在オフィスでダラダラたいむ。
スタッフが「ロールトゥガイ ロボル(毎日忙しい)」と言っていたけれど、カンボジアの「ロボル」って一体なんだ??
しゃべってる暇があれば病棟掃除してーーー!!
…でも、あくまで私は部外者。
彼女は彼女たちのペースがある。。
今日はそこをちゃんと理解しようとしていなかった気がします。
明日もきっとロボルで相手にされないんでしょうが、ちゃんとスタッフと向き合う努力をしたいと思います。