第一回中間・帰国報告会@プノンペン 5日目(派遣67日目)
本日はドミトリー総会から始まりました。
「ドミトリー総会」とは、首都にある青年海外協力隊員なら誰でも使うことのできる宿泊施設に関することを話しあう場だそうです。
ただ、全国的にドミトリーは廃止される方針だそうで、このカンボジアのドミトリーも3月末でなくなることが決まっています(←どうやら予算の関係??)。
ドミトリーがなくなると、簡単に首都にあがってくることもできなくなるし(ホテル代自費になっちゃうので)、何よりも他のJICAボランティアと顔を知るきっかけがなくなってしまう…💦
今後の隊員総会をどうしていくのか…中々難しい問題ですねー。
その後は年末大掃除!
いつもお世話になっているドミトリーをみんなで掃除しました。
ただ、いつもの大掃除と違って3月でドミトリーがなくなってしまうので、本やら漫画やらとりあえず今既に必要とされていないものを大処分。
かなりの量の本が処分されていきました。古本屋に売ったらいくらくらいになるんだろう…。。
そして私は2階の洗濯スペース・バルコニー掃除を担当してまいりました。
そんなに掃除しなくてもそれなりに綺麗じゃん?と一瞬思ったものの、
一度掃除を始めると、すごい量の砂ぼこりがたまっていました。
箒でちょっと掃くだけで、床が本来の色を取り戻す。
全体的に一律して砂ぼこりが溜まっていたので綺麗に見えていただけでした(笑)。
「掃除」をするまでは少しめんどくささを感じるものの
掃除を始めるとひたすら無心に✨クリーン✨を求める。
結構ストレス発散になります。
カンボジア人にも掃除の楽しさを知ってほしいなぁ…(笑)。
(とはいっても、看護師あるあるかもしれませんが、
患者さんのベッドスペースは口酸っぱく「環境整備!」と言うし、言われますが、
自分の部屋は「環境整備」の「か」の字も見当たらない状態(^-^;)
お昼ご飯はおひとり様ランチを覚悟していたもの(みんなズンバレッスンが昼からあるらしい)、
優しい同期隊員に声をかけてもらい、前回のプノンペン滞在時に少し気になっていた日本食レストランへ。
前ちらっと見たときは、普通の日本食レストランっぽいなぁーと思っていたんですが、
いざ間近でお店のたたずまいを見ると、明らかに高級レストラン…。
ちょっと入るのをためらってしまうくらい…。。
ちょっともじもじしていると、お店のドアが開いてしまう。
…ら、ランチならそんなに高くない…よね…??
意を決してレストランの中へ( `ー´)ノ✨
扉を抜けるとそこはまるで日本にいるような錯覚を起こすような空間でした。
ランチの定食は一律して8ドル。
プノンペン5日目にもなると、プノンペンの食費の高さには慣れっこ。
しばらくまたコンポンチャムだし、食べちゃえ。
というわけで、同期隊員と「ねぎとろ丼」を頂いてまいりました。
お上品に盛られたねぎとろ丼でしたが、
ご飯のボリュームも満足だし、ねぎとろの量も素晴らしくちょうどいい。
さらに付いてきたワサビもちゃんとワサビのツーンとした感じが残っている!!
少し高めのランチだなーと思っていましたが、大満足💖
ランチならプノンペン滞在時に一回くらいは通いたいと思う素敵なお店でした。
(※ちなみにディナーはすき焼きとかのコース料理がメイン。とてもじゃないけれどボランティアでは手が出ないお値段のお店でした。)
そうこうしているうちにあっという間にバスの時間。
昔はトゥクトゥクに乗るには、まず値段交渉から始める必要がありましたが、現在は「パスアップ」という便利なアプリが登場。
アプリでトゥクトゥクを現在地まで呼び出し、到着地もアプリに入力。
値段交渉も必要なく、メーターで値段が計算されます。
そして、結構お値段も交渉して乗るより安く済む。
なので、最近はパスアップを利用したトゥクトゥクにお客さんを持っていかれるそうで、パスアップを使用していないトゥクトゥクの運転手さんは、
パスアップの存在を知らない観光客が多い地域で活動することが多いそうです。
カンボジアではお会計の時に詐欺をする人はいないので、お勘定に関しては安心。
…と思いきや、1ドル多めに間違えて払っていたら、運転手のお兄さん何食わぬ顔でポケットにマネーイン。
ま、間違えた私も悪いんですがね。。
ちゃんと返金してもらいましたが、こういうこともあるのでやっぱり気は抜けないですね。
復路は定刻15分遅れで出発。往路と違って満席。
アイスノンを入れたカバンを隣の人の席にちょっと置かせてもらっていたら、
隣の席が冷えてしまい、隣の人が席が濡れていると勘違い。
一生懸命ズボンで席を拭いていました。
でも、ズボンが濡れていないことに不思議そうに首をかしげていました。
(↑ごめんね🙇💦犯人私ですw)
そして偶然にも病院関係者(ポンティエコンを食べさせてくれたお姉さん含む)が結構乗車している…。。
本当はバスの中などでは安全上寝ないように言われていますが、
バスの移動で寝ないということがどんなに難しいか。
顔を知っている人が何人かいるという安心感からしっかりと昼寝しました。
プノンペンからコンポンチャムまでは約3時間かかるとされていますが、
真昼間の移動で全く渋滞にひっかからず、
そして運転手さんが結構な速度でとばしていたこともあり、
休憩時間30分を含めても2時間ちょいで帰ることができました。
コンポンチャムに帰ってきて思うのは、
車の量も人の多さもプノンペンと比較すると少ないし、なんとなく時間の流れがゆっくり。
たまーに首都にあがるのはすごくすごく楽しいことだけれど、
長期的に住むのであればコンポンチャムがやっぱり一番いいなぁ…と大家さんの笑顔をみて思いました。