コンポンチャム生活90日目(派遣130日目)
前任隊員さんからコンポンチャムに日本語を話せるカンボジア人がいるという情報を入手し、その学校に突撃しに行ったのが2週間前。
カンボジアでは、赴任後約一か月間プノンペンでクメール語の語学研修がありますが、
その後は自己学習により語学力の向上を目指すことになります。
…が、
クメール語は自己学習教材等の入手は容易ではないため、語学学校・個人指導などの語学研修費用をJICAが補填してくれる制度があります。
カンボジアで生きていくだけなら、今の語学力(二本松訓練所での語学授業だけ)で十分ですが、
私たちはカンボジアに生活をしにきたわけではなく、ボランティア活動をしにきたわけです。。
活動をするのに、何よりも立ちふさがる大きな壁は語学力。
そんなわけで、クメール語力を高めるべく今日からクメール語を習うべく、その学校へお邪魔してきました。
予定では、毎週土曜日の9時~11時でクメール語を教えてもらうことになっています。
先輩隊員とリバーサイドで待ち合わせし、8時55分に学校到着。
…え、鍵しまってますけどぉー笑。
先輩隊員と若干嫌な予感を抱える笑。
9時過ぎ。
先輩隊員の元へメッセージが届く。
「今日授業しますか?」
えーーーーーーーーーーーΣ(゚Д゚)!!
先輩隊員と爆笑。
飛行機乗るのと同様、リコンファームが必要だったらしいです笑。
結局9時半前に先生到着。
思っていたよりも若いお姉さんでした。。
今日は発音をメインに練習。
内容自体は訓練所でやっていたこともあり簡単でしたが、発音が超絶難しい。
というより、訓練所の先生は発音に関してはそんなに厳しくなかった。。
例えば、
「ក」「ខ」「គ」「ឃ」 全部「コー」と読みます笑。
「ក」「ខ」はA子音といって、口を縦に開けて発音。
対して「គ」「ឃ」はO子音といって、口を横に開いて発音(ややどもった音になる)。
さらに、「ក」「គ」は無気音といって、空気(息)を入れずに発音しなければなりません。
日本語には無気音というものがありません。
息を入れずに「コー」と発音…。。
いや、無理‼
結局今日の2時間では私は発音習得できず。。
先輩隊員は最終的に「顔芸」という技を身につけ、発音やや習得。
たまに先生が「OK!」と言ってくれることもありますが、
OKのときと、OKじゃないときの発音の違いが自分では全然わからない。
さらに先輩隊員のOKじゃないときの発音が、OKのときの発音とどう違うのかがわからない。
これを聞き分けるカンボジア人って耳がいいんだな…と本気で思います。
中々クメール語は発音が難しいですが、
自分の苦手な発音・得意な発音がわかっただけでも今日授業を受けてよかったなと思います。
赴任して約4か月経とうとしていますが、全然語学力が伸びないのが悩み。。
クメール語レッスン頑張りたいと思います💡✨