Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活92日目~活動58日目~(派遣132日目)

 

今週も頑張っていきまっしょー!

というわけで、本日は残すところあと二か所となった病棟見学のうちの一つICU病棟に見学ー😊✨

 

の前に、先輩隊員さんからラインが。。

いつもご飯を作ってくれるプールのおばちゃんが「足が痛い」らしく、本日受診しにくるとのこと。。

私が何かできる…というわけはありませんが、

毎週金曜日おいしいご飯をご馳走してくれるおばちゃんが来るならちゃんと挨拶しにいかねば‼

 

外来病棟を覗きに行ったら、ちょうどおばちゃんと先輩隊員さんがご到着。

 

今日初めて知りましたが、

外来の診察の流れがわからないのは外国人の私だけではなかったようです。

 

初めて受診しにくる患者さんは外来の診察の流れ(受付方法や診察方法)がわからないようで、どうしたらいいかわからないという意見を頂きました。

よくよく考えたら、糖尿病外来や精神科外来でも、診察の流れがわからない患者さんがよくスタッフに診察方法を聞いてたっけ。。

 

診察の流れがわかるようにすれば、診察の流れを聞く患者さんが減ることで少しスタッフの忙しさが軽減できる…かも⁈

これも患者さんを受け入れるための「ホスピタリティー」の一つかも⁈

 

強面外来師長さんに提案してみようかなと思います💡

 

さて、おばちゃんの診察までの間、先輩隊員と待合室でおしゃべり。

おしゃべりしていると、外来の医師が声をかけてくれる。

 

医師「中に入って休みなよ!」

 

相変わらずボランティアの日本人にはホスピタリティー精神が豊かなスタッフ。

そして、とりあえず一旦このおもてなしを受けないと、中々引いてくれないスタッフ笑。

ひとまず診察室ですこーしだけおしゃべりをさせて頂き(この間診察はストップ)、早々に撤退‼

このホスピタリティーを患者さんに向けてくれないかなーぁ…笑。。

 

そんなこんなで週明けだったこともあり、プールのおばちゃんが診察を終えるまで約2時間程度所要。

もっと短縮できるように目指したいなぁーなんて思ったのでした。

 

 

 

 

 

さて、話は戻ってICU見学。

ICUは中々5Sができている病棟かなという印象を受けました。

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引き出しの中から、結婚式の招待状が大量に出てきたり(もはやカンボジアあるある)、期限切れの医療器材がでてきたりもしましたが、

スタッフはきちんとあるべき場所に物品の補充ができていました。

素晴らしい!!

 

ICUでは、患者教育や創傷処置を見せて頂きました。

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ICUはもう少しだけ頑張れば、もっと素敵な病棟になるはず✨

まずは引き出しの中にケチをつけさせていただき、スタッフのやる気スイッチを入れていきたいと思います。

 

にしても、気になるのがドレーン管理。

どこの病棟もドレーン管理が甘い。

 

ドレーンバッグが床に置かれているのはもはや日常光景。

ドレーンチューブがたわむ・体の下に敷かれているのもあるある。

 

…そもそもドレーンを挿入している目的がわかっているのかも怪しいですが…。

 

これではドレーンからの逆流感染のリスクも高いし、体の下に敷かれているのなんかなんのためにドレーンを入れているのかわからなくなってしまう。。

 

優先度は低いけれど、3月のIPCミーティングでドレーン管理について少しプレゼンできればいいかなーなんて思うのでした。

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