Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活63日目~活動37日目~(派遣98日目)

 

昨日、部屋でうつらうつらしていると、外からなにやら日本人の名前を呼ぶ声が…。

めっちゃ叫ぶやーん。

と他人事のように思っていましたが、

よくよく考えたら、この辺の地域に住む日本人って私やん笑。

 

え、ちょっと待って!誰!?

 

かれこれ3分間くらい叫ばせていたことになる…ごめん笑。

 

誰かと思えば、いつも茄子とかいろんなものをくれるおばちゃん。

お孫さん約4名を引き連れ、バイクで登場。

 

「バナナ🍌おいしいのができたからあげようと思って」

 

…めっちゃ嬉しいやつやーん。

プサーで売ってるバナナより何倍もおいしそうに黄色く熟れたバナナちゃん。

毎朝バナナ生活をしている私にとっては、素敵な贈り物💖

お礼にシャボン玉をお孫さんにプレゼントさせてもらいました。

 

先週フェイスブックで「色んな食べ物をもらったよ」という記事を載せたせいかはわかりませんが、

ここ数日毎日のように何かしら食べ物をもらってます。

 

全然痩せれる気せーへん笑。

 

ちなみに、今日はよくわからない果物をもらいました。

口の中の水分がすべてもっていかれる系の果物でした。

カンボジア人は「パエム(甘い)」と言っていましたが、私は甘さよりも口渇感が勝りました。

 

さて、今日は「耳鼻咽喉科」の見学に行って参りました。

建物が新しいだけで、綺麗に見える(←古い病棟のスタッフごめん)。

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ちなみに歯医者さんも並列してます。

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でも、綺麗なだけではなく、ちゃんとスタッフが5Sをしているようで、

ファイルや物品などなど、整理整頓されていました。

また、物品補充もきちんとあるべき場所にあるべき物がセットされていました。

よくよく聞くと、昨年度「院内5Sランキング2位」をとり、表彰してもらったみたいです。

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結構自慢げに話してくれたので、こんな風に年に1回程度表彰式をするのも、スタッフのモチベーションアップにつながるのだということを感じました。。

 

ここで表彰された病棟にはどうやら賞金が出たらしく、

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その賞金で「白衣置き場」をスタッフがデザインし、作ってもらったそうです。

 

そのスタッフ曰く「私たちの病棟はとても小さい。寝るのも(?)、食べるのも(?)、診察するのも全部この部屋でしなきゃいけないでしょ?だから、少しでも見栄えのいいようにしたくて、私がデザインしたの」

 

なんて素敵なエピソード。

 

若干診察室の使用用途が違っているような気もしなくもないですが、

賞金を私用ではなく、正しく使ってくれているのを見ると、カンボジア人を見直すことができました。

 

でも、やっぱり5Sができている部署は患者さんの来院がそんなに多くなく、ある程度ついている病棟が多い気がします。

「不平等だ!」と言うスタッフも居てもおかしくないかも…。

 

5Sができている部署は更に維持・向上できるように、

5Sが弱い部署は今よりも向上できるように、

 

病棟に配属されていないからこそ、色んな病棟をラウンドすることができる。

 

一つ一つの病棟に合った5S活動を展開していければいいなと思います。

 

…にしても、病棟見学中にカウンターパートさんが元気そうな姿でやってきたのを見て、複雑な思いを抱いたのはここだけの話(笑)。

(↑「忙しい」と「体調がすぐれない」を理由にミーティングを来週に延期された)