Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活62日目~活動36日目~(派遣97日目)

 

今日は「眼科病棟」の見学に行って参りました。

思ったより患者さんの数が少ない…?

スタッフによると、眼科は中国からの支援を受けており、

中国の医療団が無料で眼科のオペをしてくれるそうです。

なので、中国の無料オペがあるときは患者さんが溢れかえるそうですが、ないときはフォローアップ検診のみになるため、一日多くて20人だそうです。

せっかく眼科オペ室も設備されているのに…。。

 

ちなみにカンボジアの視力検査は「C」ではなく、

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中国製のこんな感じのものになります。

 

眼科は中国からの支援を受けていますが、医療器具はメードインジャパン。

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どのスタッフに聞いても「メードインジャパンルォーナッ(日本製はとてもいい)」。

やっぱり日本製っていうだけで信頼があり、

「信頼性のあるものを作る日本人はマジすごい」というリスペクトにつながるみたいです。

 

ぼーっとしてたら、待合室でなにやらスタッフが説明を開始。

どうやら診察の流れを説明しているようですが、

来院しているのはもう慣れている患者さんたち。

みんなどこを見ているのだか…笑。

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患者さんの数も少ないので、スタッフの患者さんへの対応も他の病棟と比較して丁寧。

どこの病棟もこんな対応ができたらいいのになーなんて思いました。

 

さて、眼科病棟の見学は早めに切り上げ、本日は救急病棟トイレット掃除デー✨

本当は昨日するはずが、スタッフと私の行き違いで本日に。

「2~3人手伝ってほしい」という私のお願いから、

頼まれた優しい医師と掃除のおばちゃんがヘルプ役に決定。

 

優しい医師は気持ちよく私のヘルプを引き受けてくれ、「どこを手伝ったらいい?」や「患者さんの家族にも手伝ってもらおう!」と積極的に掃除を手伝ってくれました。

そして、患者さんの家族(5人くらい)を引き連れ、一緒にお掃除。

患者さんの家族も気持ちよく手伝ってくれました。

 

スタッフではなく、患者さんの家族に手伝わせる…

…そんな考えは思いつきもしませんでしたわ笑。

 

が!!!!

掃除のおばはんめっちゃ腹立つーーーーー<(`^´)>!!

 

そもそも、忙しいのに私に手伝わせるなよ!感はあったのですが、めっちゃ態度悪い!!

説明がうまくできない私にも非は少しくらいあるかなとも思いますが、

長年蓄積された汚れをとるにはそれなりに時間がかかります。

おそらく掃除のおばちゃんの描く「綺麗」と私が思い描く「綺麗」には差があり、それが原因の一つかとは思うんですが…。

おばちゃんは「ある程度汚れたらよし」とするのに対し、私は「徹底的に綺麗にする」という認識の違いから、

掃除のおばちゃんが掃除をしたところを再度「もう少しやって。もっときれいになるから」とお願い。

すると、おそらく「私ちゃんとしてるんだけど?」的なことを言いながら、イライラし始める。

 

…そうなると思ったから、汚れが簡単に落ちるところをやってとお願いしたじゃん!

なのに、こっちの掃除を始めたのはあんたじゃん!

 

もー!!と思いながら、私は患者さんの家族に掃除の説明をしながら、ちまちま掃除。

石鹸を落とすために壁に水をかけるのですが、

その水をかけるとき、普通は「今から水かけるよー」と相手を気遣う必要があるはず!!

なのに、おばはん何も言わずに水ぶっかける。

 

ちょい!水かかるから!

 

さらに、床の水を排水溝に流すところも、

完全には無理にしても、汚い水を相手にかけないよう「今から水流すよー」と一言声をかけてくれたらいいのに、

私を無視して(?)思いっきり私の足に水をぶっかける!!

 

一応汚れていいようにジャージ着てるけどさ!!

何その態度!!

 

嫌ならしなくていいよ!!

…と思ったら途中から勝手に行方不明になってました。

 

おばちゃんからすると「毎日私たちちゃんと掃除してるんだけど?」という言い分もあると思いますが、

できてないから、こんな大がかりで時間がかかるトイレ掃除になってるんでしょーが!!

別に今のままでいいなら、私はこのトイレ掃除やめますよ!!

 

…と言いたいところですが、意外とこのトイレ掃除スタッフには好印象だったみたいで、

スタッフ自ら「来週はお昼からでもいいかな?」と声をかけてくれました。

「来週は、あなたは患者さんの家族に掃除の仕方を指導してくれる?」とお願いされたので、掃除の方法をうまく伝えられるよう練習しておこうと思います。

 

…言葉がうまくできないのもあるけど、

相手のことを考えながら、気遣いながら指導するって難しいなぁ…ととても身に染みました。