Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活44日目~活動25日目~(派遣78日目)

 

今日は「輸血部」の見学です。

「輸血部」といえば、コンポンチャム病院で一番5Sができているところ。

同じ病院でも、どうしてこんなに5Sの意識が違うのか…。。

 

朝行くと、師長さんはまだ会議中で不在。
なので、再度戻ってくる約束をし、とりあえず昨日の作業の続きをしに結核病棟へ。

 

昨日は3つの書類をアルファベット順に並べただけで一日が終わってしまったので、

今日はインデックスを付けに行きました。

…ぶっちゃけ、インデックスはなくてもいいかな…とは思ったのですが、

あったほうがやっぱり探しやすいだろう…という理由で付けてきました。

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師長さんが途中から手伝いに来てくれました。

そして、「これをスタッフに言って、一日の最後に検査用紙を仕分ける作業をするようにしていくよ」と言ってくださいました。

 

実は、師長さんに許可を得ず、スタッフの許可だけでやっていたので、

師長さんに認めてもらえてよかったです。。

 

そして、そのまま輸血部へ。

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輸血部は何度見ても素敵。

今度レイアウトを変更するそうです(←このままでも十分きれいなのに)。

すべての椅子・ベッド・処置カートにナンバリングがされており、

勤務の最後には自流で作ったチェックリストをもとに、物品補充。

もう完璧です。何も言うことありません。

 

「5Sの問題点は何だと思う?」と聞いてみると、

師長&スタッフ「ここの病棟のスタッフは皆5Sをしているから、何の問題もないよ」との返答。

 

…そ、そうか(笑)。

 

というわけで、「”病院”の5Sの問題点は何だと思う?」と聞いてみると、

「全スタッフが5Sをしているわけではないところ!」とのご回答を頂きました。

 

前回救急病棟で伺った病院の5Sの問題点と一緒ですね。

 

5Sにちゃんと取り組んでいるスタッフは、取り組んでいないスタッフを問題だと思っているようです。

 

今回の活動のメインは「みんなで5Sに取り組める環境づくり」になりそう??

 

そして、輸血部の作業内容を教えてもらっているうちに、看護学生さんたちがおでましに。

どうやら献血をしにきたようです。

 

昨年度の輸血のインアウトバランスは若干マイナス。

看護学生さんやお見舞いの家族さんたちが献血をしてくださっていますが、

HIVなどの感染症問題もあり、やや輸血は足りなかったそうです。

 

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この二人、実は兄妹だそうです(笑)。顔全然似てない。

でも、騒がしい性格は似てる…(笑)?

 

輸血部の師長さんは英語が話せないので、いつもお兄ちゃんが師長さんの横に立って英訳してくれます。

お兄ちゃんは師長さんのよき相棒だそうで、

師長さん「僕が病棟にいないときは、5Sのことなら彼にも相談するといいよ」と信頼も厚い。

 

妹は、前回内科病棟に行ったときに一緒におしゃべりした仲。

とてもかわいくて、いつも男子学生と共におり、モテモテがーる。

 

この兄妹とても仲良しでした♡

 

その後、輸血後のおやつタイム。

私は献血していないのに、なぜか一緒にサトウキビジュースと肉まんを私の分まで買いに行ってくれていたクリーナーさん(←師長さんのおごり)。

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その後も、休憩時間は11時30分からなのに、次から次に献血する人がかれこれ6人程度11時15分頃にやってくる。

 

さすがに終わりが見えなく、おなかが減ったので、12時においとましました♡

 

午後は、JICAよりSIMカードの手配ができたとの連絡。

早速明日取りに行こう!ということで、休暇届の申請。

 

そこでの衝撃。

 

休暇届には、院長と研修部部長(副院長)からのサインをもらわなければいけないんですが、

急に決まった休みなので、急いで副院長のところへ。

 

初めて副院長のお部屋にお邪魔したわけですが、

部屋に入ると私の知っている副院長ではない…。。

 

…誰?この人…。。

 

…私が副院長だと思っていた人は、単なる小児科のドクターでした(笑)。

もう衝撃ですわ。

 

というわけで、初めて副院長の顔と名前が一致したのでした。

 

…院長の休暇届サインがもらえず、アドミン(事務)のおばちゃんに任せてきたけど、大丈夫かな…。。

 

とりあえず、明日は休んでプノンペン行ってきます!