Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活83日目~活動52日目~(派遣122日目)

 

今日の予定は「感染予防委員会(IPC)委員長とミーティング」。

IPC委員長はカンボジアでは珍しく(?)女性の副院長でもあります。

勝手な私のイメージは、バリバリのキャリアウーマン。

いつも「ロボル」な感じなので、今日も流れるんだろうなーと期待はしません笑。

 

朝のミーティング後、念のためアポ確認。

すると、副院長「オッアイテー(大丈夫よ)」との返答。

 

残念ながら、副院長は英語はそんなに堪能ではありません。

本当はIPCのコアメンバーに通訳をお願いするべきだとは思ったのですが、

アメンバーのドクターズはいつも忙しそう。。

そんなわけで、いつも暇そうな研修部のおばちゃんに通訳をお願いしていました。

 

10時。副院長のお部屋に突撃。

 

 

 

 

 

…トントントン。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーン。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…覚悟はしてたので、そんなにダメージはしてませんでしたがね…。。

 

電話しようと思ったら、まさかのSIMカードのチャージを忘れてできないという展開笑。

通訳のおばちゃんに携帯を拝借させていただき、テレフォン。

 

副委員長「ソムトッ(ごめんね)!プルッククニョムボル(午前は私忙しい)。マウンピーコンラッ(2時半にして)」

 

 

 

 

 

 

…毎回思うんですけど、なぜミーティングの時間が毎回直前にしか決まらないんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、ちゃんと代わりの時間を伝えてくれるところに誠実さを感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、研修部のおばちゃんにも「絶対に遅刻するなよ…??」という意味も強く込めて笑、紙に「二時半」とだけ書きメモを渡す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暇になった午前中はいつもの糖尿病外来でお手伝い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休みを終え、時刻は14時。

研修部のおばちゃんはいつも遅刻してくるこを知っているので、内心ヒヤヒヤ。

 

万が一にも備えて、自分の言いたいことだけはクメール語で言えるように準備はしていますが、

リスニング力が致命的に弱い私にとって、通訳の存在はとっても大切。

 

14時20分。。

副院長が自分の部屋に入っていくのを確認。

あとは私”たち”が副院長の部屋に行けばミーティングができるな…と思いながら

研修部のおばちゃんの到着を待つ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14時25分。

…来ない。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14時28分。

来る気配ゼロ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジかよ。

でも、副院長にわざわざ時間を作ってもらっているのに遅刻はまずい。

 

 

 

 

もう副院長には申し訳ないけれど、副院長が言いたいことは全部紙に書いてもらおう。

 

 

 

 

覚悟を決め、副院長のお部屋を訪問。

副院長、開口一番「あれ?通訳の彼女は…?」

 

 

 

 

…あ、やっぱり通訳いないのまずいよね苦笑…。

 

 

 

 

 

そんなわけで、副院長権限でお忙しいIPCコアメンバーが招集される。

本当にごめんね…💦

はじめからIPCメンバーに頼めばよかった…(´Д`)。。

 

 

 

 

 

 

結果として、ミーティングはとてもいい感じのものになりました。

 

 

 

 

 

IPC委員会においては

・IPCラウンドに同行して、スタッフをサポートしてほしいこと

・IPCラウンドの結果をもとに、各病棟を指導してほしいこと

・院内で何か問題があれば、一か月に一回のIPCミーティングでプレゼンをしてほしいこと

 

上記3つをメインに行ってほしいと要望を頂きました。

 

 

そして、IPCメンバーに通訳を頼んでくださったことで、

スムーズに来週からのIPCラウンドの同行を決めることもできました。

 

 

自分のやりたいと思っていること、

相手がやってほしいと望んでいることの方向性が一致したことで、

少し活動に対して前向きになることができました。

 

もちろんこの要望は院長・副院長のトップ二人からの要望であり、

実際に現場におろしていくとなると、数々の問題が生じることになるんだろうな…とは思いますが、

トップ二人の意見がバックにあるとなると、かなりの勇気が持てます。

 

 

 

 

…あとは5Sとカウンターパート君とのミーティング。

ロボルな二人を捕まえるのが、一番大変そうな作業ですが、頑張ろうと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに遅刻の研修部のおばちゃんは、15時過ぎ頃に副院長の部屋を覗きに来ました。

どうやらミーティングの最中に「あなたどこにいるの?ごめんね、遅れちゃって」とメッセージを送ってくれたみたいですが、

…うん。連絡が遅いよね笑。

 

 

 

 

 

 

そして本日!!やっとカメラのレンズが届きました~💖

記念すべき復活一枚目は、家に帰って、びっくりしすぎて声が出たこのシーン。

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気付かずに水流しそうになっちゃいました笑。