コンポンチャム生活65日目～活動39日目～（派遣100日目）

えっ！もうカンボジアに来て100日経ったのか！！
びっくらこいた。というわけで、青年海外協力隊生活の約7分の1がいつの間にか終わっていたようです。

…特に100日目アニバーサリーをすることもないので、一人でしみじみと100日目をかみしめたいと思います笑。

というわけで、本日も何もせず、ダラダラしようと考えていたのに…。

本日も朝のミーティングに行き、よくわからないクメール語をお経のように聞き流す。

珍しく「ソムアート（掃除）」という単語が異常に聞き取れる。

なんか「ソムアート」について院長語ってるなー…とは思ってはいました。

そして、ミーティング後解散するときにいつもは前後左右どこの扉から脱出してもいいのに本日は出口を一か所に指定される。

…なんで(。´･ω･)?

と思いながら、2月分のスケジュールを渡しに院長のもとへ駆け寄る。

若干邪険に扱われるなー…なんて思っていながら、

無事にミッションを達成し、ミーティング会場の外に出ると…

スタッフ勢ぞろい…。。

あ、めっちゃ空気を読めないことしたわ…笑。

ごめんちゃい🙇💦

何が始まるのかと思っていると、茄子やバナナをくれる近所のおばちゃんスタッフ（今後、愛称を込めて茄子おばちゃんとします）がこっちに来なさいとめっちゃ誘ってくれる。

ありがたい。

どうやら一斉清掃を始めるようでした。

おお、めっちゃいい取り組みやん（←年に何回あるんやろう…）。

とりあえず私はちりとりを渡されました。

とほんの少しばかりテンションが上がった私。

院長の掛け声とともに掃除スタート！！

…テンション上がったのは一瞬だけでした。。

スタートの掛け声とともに、茄子おばちゃん「レアスマイー（私の名前）、ティーニッティーニッ（ここ！ここ！）」と呼ばれていくと、

既に落ち葉🍂がまとめられてセットされている…。

…ちょっと待って。

さすがに落ち葉を一か所にまとめるの早すぎない…？

（↑先週掃除のおばちゃんを手伝った時に、落ち葉を掃く作業が異常に大変だったことを体験済み。）

…ということは、掃除のおばちゃんがこのイベント用にあらかじめ落ち葉を掃いてセットしていてくれたことになる…？

…か、考えすぎかな？

私が空気を読まずに院長を引き留めていた間にスタッフが掃いてくれてたのかな…？

若干のもやもや感が残る。

そして、その後、

ガチで掃除を始めようとする私に対し、たくさんのスタッフから

「ループトッ（写真）！モイッピーバイッ（日本で言うハイチーズ）！」とお声がかかる。

…いや、掃除進まんから。

よくよく見ると、掃除をするスタッフと写真を撮るスタッフが同じくらいの人数いる。

…うん。やらないよりは意味がある。

と思う自分と

…やるならちゃんとやろうよ…。

と思う自分。

掃除時間は約10分程度。私は掃除ではなく写真を撮られて終わったのでした。

（無事に病院のフェイスブックで写真デビューを果たしました）

もう少し様子をみながら、もっと意味のある一斉掃除にできたらいいなと思います。

さらに、掃除後副院長（IPC委員長）に腕をひかれ受付に連れていかれる。

何やらよくわからないけど「〇×▽◆…チューイクニョム（私を助けて）」と言っている模様。

お、おう。助けるのはいいけど、何を助けるのだ…？？

どうやら英語に訳してもらうと「about internal regulation」のポスターを作るのを手伝ってほしいとのこと。

ポスターを作るのはいいとして、「internal regulation」とは一体なんぞよ？？

「regulation」の意味が分からず、ネットで検索。

「規定」「規約」「条例」「法規」

…えっと？？

「internal」が内部だから「内部（院内）規定」という意味になる？

…うーん。よくわからん。

別の副院長（５S委員長・研修部部長）が英訳してくれるものによると

「ごみをごみ箱に捨てましょうとかそういうことだよ」と。

ほほぅ。なるほどね。

私「じゃあ、ごみはごみ箱に捨ててねっていうポスターを作ればいいということ？」

別の副院長「そういうことだよ」

…おう。合点承知の助。

念のため、締め切りを聞いてみると副院長（IPC委員長）「トゥガイスアエク（明日）」。

…え。明日休日ですけど。…つまり今日やれと…？

しょうがねぇ。別に特段やることもないし、やってやろうではないか。

と意気込み、そのまま病院のオフィスにパソコンを持ち込み作業開始。

意外と私才能あるらしく（？）、30分程度で3デザインのポスターを作製。

受け付けのおばちゃんやおじちゃんたちに好評をいただき、

終わったらIPCメンバーのコアメンバーの一人、H先生に声をかけろと言われていたので産婦人科へ出張。

20分程度待ち、H先生にポスターを手渡す。

H先生「？？？」という表情。

…え？何か私違うことした…？

H先生「ネアックルー（副院長）になんて言われたの？」

私「ごみ捨てのポスターって言われたよ？」

H先生「internal regulation のポスターを作ってほしいと頼んだはずなんだけどな…」

私「？？？？？？？？？」

…え、internal regulation って一体なんなのさ。

H先生「”手を洗おう”とかそういうこと」

私「じゃあ、手洗いのポスターをもう一度作ってくるよ」

…なんとなく腑に落ちないけど、一旦受付に戻る。

internal regulation って何なんだ…。

そしてちょうど受付に戻ると、一緒にご飯に連れて行ってくれたりする優しいおっちゃんスタッフと同じ研修部のIT職員がいる。

私「ねーねー、internal regulation って何？」

おっちゃんとIT職員が一緒にスマホで意味を調べてくれ、

その二人に要約をしてもらうと、

IT職員「Something good you do. Things that you should do good things for this hospital.」

おっちゃん「例えば、ごみをごみ箱に捨てるとか、汚いところはちゃんと拭き掃除をするとか」

ちょっと待って。つまり、病院をよくするためにしてほしい規約…？

要するに、私は「何かしら病院をよくするためのポスターを作れ」と言われていたということ…？？

…ごめんなさい。私カンボジアなめてましたわ。

ポスター作るのはいいけど、テーマざっくりすぎるわ！！

もう少し具体的な指示を下さい…(´Д｀)。。

そして、昼休憩前にH先生からお電話。

「今日ベストホスピタルについてのミーティングがあるからよかったら来るかい？」

…噂のベストホスピタル（カンボジアのなんか病院コンテスト的なもの？）！！是非とも参加します！！

とお誘いが嬉しかった半面、

…ねぇ、もしかしてそのミーティングでポスター使うんじゃないの…？ってことは締め切り明日じゃなくてミーテングだよね…？

…日本人って真面目だからさ、ちゃんと仕事間に合わせちゃうのよ。

結局internal regulationがなんなのかがわからなさすぎて、受付のおばちゃんやおっちゃんたちになんのポスターを作ればいいか聞き、合計9枚のポスターを仕上げました。

…もう何を言われようと、私は頼まれた仕事は果たした。

文句を言われてもへこたれません。

…結局ミーティングは14時30分からと言われていたのにも関わらず、

15時になっても副院長とH先生、あと若い産科の先生しか来ず、

副院長の作業をH先生が手伝う。

若い産科の先生にこっそり「何してるの…？」と聞くものの彼もわかっておらず笑。

これはミーティングではなく、ただの事務作業なのでは…？？

15時30分まではねばってみましたが、やることがなさそうだったので退散。

案の定、ポスターはその事務作業の中で使われてました。

結局internal regulationの答えはわかっていません笑。