Spienきずな~もいもい日記~

青年海外協力隊2018年度2次隊・看護師隊員としてカンボジア・コンポンチャムに赴任中。きずな橋のような日本とカンボジアの架け橋になりたい!2年間の活動を徒然なるままにもいもい(ゆっくり、ひとつずつ)更新していきます。

コンポンチャム生活107日目~活動68日目~(派遣147日目)

 

おはようございます(-_-)💤…。

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先日献血部メンバーがかるーい気持ちで「今度高校に献血しに行くけど一緒に来る?」と誘ってくれ、

かるーい気持ちで「行ってみようかなー」と返答。

 

まさかの集合時間朝の6時笑。

 

朝6時に献血部に行くと、献血部部長が掃除のおばちゃんと二人で準備中。

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なんということでしょう。

朝6時集合って聞いてたけど、来てるの献血部部長と私だけ。

 

…他のメンバーは…?

 

という疑問もわきましたが、眠いし、まぁそのうち来るだろうと流す。

部下ではなく、部長が準備するのか…とちょっとびっくり。

 

そう思っている間に続々とメンバー集合。

朝6時半に見慣れたドライバーさん2名が車に乗って献血部に登場。

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一台目はスタッフが乗る用。

二台目は荷物を運ぶ用。

 

車の中で肉まんと水が配給され、もぐもぐタイム

 

結婚式が多いこのシーズン。

道中、4回くらい結婚式の行進現場に遭遇し、足止めを食らう笑。

 

無事に高校に着くと、スタッフが校長先生に場所の確認をし、会場入り。

 

案内された場所は少し大きめの教室。

机と椅子がみっしりと詰まっています。

 

…え、献血できるような場所どこにもないけど…。。

 

と思っていると、スタッフが机と椅子を移動させ始める。

 

献血会場はベッドの設置も含め毎回自分たちで設営するため、

荷物が多い&時間がかかるそうです。

でも、何回も設営をしているだけあって準備の手際がいい。

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準備ができたら、献血部部長さんから生徒さんに向けて挨拶からの献血方法のアナウンス。

当日は約150人くらい集まってくれましたが、

スタッフによると、体の調子チェック(貧血具合や血圧、体重など)を考慮すると、

実際はいつも集まった人数の7割程度の献血ができれば上出来くらいだそうです。

 

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生徒さんの献血を開始する前に、まずは来ていただいたお坊さんの献血から。

袈裟を着て、ベッドで献血する姿はなんとも言い難い、有難い光景でした。

 

生徒さんは「問診用紙」を記載後、血圧チェック、血液型&貧血チェックで問題がなければ「献血」をすることになります。

献血量は一人当たり約350ml。

献血後はジュースとお菓子がもらえます。

 

さぁ、私はスタッフについてきたものの、一体何をしよう。。

連れてきたからといって、スタッフからは特になんの指示もありません笑。

仕事は自分で見つけるしかない。。

とはいえ、侵襲を加える医療行為はカンボジアではできないので、

大好きなロックルー(医師:英語可)の隣をゲットし、血圧測定のポジションをゲット。

 

よーく考えると、高校生ってことは私と10歳違い…。。

若いのぅ…。。

 

相手を緊張させてしまうと血圧が高く出てしまうので、

何かを話さなければ💦

と思いながら、全然クメール語がわからない笑。

なんとか「名前」「年齢」「卒業したら何をするのか」をルーチン質問とし、ロックルーに通訳をしてもらいました。

 

女の子は友達が献血しているのを見ても全く動じず、

自分が献血用ベッドに乗っても「痛いのやだー」なんて笑っていましたが、

 

対する男の子はとにかく女々しい笑。

注射針を刺す直前まで、スタッフに「お願いだから優しくしてね!」と涙ぐむ子が多数。

 

ちょっと面白い状況でした笑。

 

11時半くらいまで血圧測定のお手伝いをしたあと、

ぼーっとしていると、献血をした人用のジュースとお菓子をスタッフが分けてくれる。

 

このペースでいくと、昼ご飯は14時くらいになるな…と思いながら、

遠慮せず、マンゴーやお菓子やらをとにかく食したのでした。

 

無事に12時頃に全員の献血が終了。

さぁ、病院に戻ろう!と車に乗り込み、しばらくすると、車はとある民家に入っていく。

 

…(。´・ω・)?

 

スタッフ「トイレはここにあるよ!」

 

…トイレ休憩なのか??

と思っていると、スタッフはどんどん上の階に上がっていく。

スタッフ「あなたも早く来なよ!」

 

とりあえず上がってみると、ベッドでおじいちゃんが寝ている。

そして、勝手にくつろぎ始める男性スタッフたち。

女性陣はキッチンへ向かい、キッチンにいたおばちゃんの料理を手伝い始める。

 

…え、どういう状況これ笑。

っていうか、これ誰の家なんよ笑。

 

どうやらそこは献血部部長のおうちでした。

献血部部長「ニャムバーイ ティーニッ(ここでご飯を食べるよ)」

 

…いや、いつかはカンボジアの伝統的な高床式のおうちにお邪魔したいなぁとは思っていましたよ?

でも、まさかのこのタイミング?!

もう少し「どんなおうちなのかなー」みたいなドキドキ感を味わいたかった笑。。

 

そんなわけで意図せず、カンボジア・同僚のおうちに初お邪魔デビューを果たしたのでした。

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おばちゃんスタッフに「どんどん食べなさい!」と言われるものの、

さっき昼ご飯まで時間あるなと思って、マンゴーやお菓子大量に食べたわ笑!!

 

でも、甘辛く煮た鶏肉は骨がいっぱいで食べにくかったけどおいしかったです💖

 

結局病院に帰ってきたのは15時前。

ほとんどお昼休憩していたようなものだったけど、

クメール語シャワーを浴びすぎて疲れた私はお昼休憩が欲しく、

そのまま早退して帰るのでした笑。

 

誘ってくれてありがとう😊